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MNPで携帯電話をもっと安く ~MNPを賢く利用して携帯電話やスマートフォンの料金を安くしよう~

08月

家族割(家族セット割)でキャッシュバック増額

現在ドコモでは家族セット割というキャンペーンを行っています。
同一ファミリー割引グループ内の2回線以上で対象機種を同時購入すると1台に付10,500円の割引が受けられるというものです。

割引ということになっていますが、販売店によってはこの割引分をキャッシュバックに充当してくれるところもあります。
https://twitter.com/mg_sinjou/status/240308936819998720
(P-01Dが一括0円で50,000円キャッシュバック。家族セット割適用で10,000円の増額)
この場合ドコモの家族セット割を使って2台MNPすれば12万円のキャッシュバックが受けられます。

前回紹介したように6か月最低限で回線を維持した場合の支払い額は約25,000円です。

2台で5万円の支払いをしても残りの7万円が手元に残る計算となりますのでこれを使わない手はないでしょう。

キャンペーン期間は2012年9月30日(日曜)までとなっていますので、MNPを検討されている方は、ぜひこのチャンスを逃さないようにしてください。

キャッシュバック回線をMNP弾として活用する

前回はキャッシュバックを貰った回線を寝かせることにより、無料通話分を発生させて活用する方法を紹介しました。

今回はMNP弾として活用する場合について考えてみます。
条件は前回と同じP-07CがMNP一括0円で60,000円キャッシュバック付き、6か月寝かせた場合です。
6か月というのはブラック回避のためです。

契約事務手数料   3,150円
基本使用料  980円x6   5,880円  タイプSS バリューの場合
ユニバーサル料 3円x6     18円
 パケ・ホーダイ フラット   5,460円  契約月のみ
 spモード    315円
 契約解除料   9,975円  他社へのMNP弾とするための解約
 合計  24,798円

このように約25,000円で半年後にMNP弾として使用することができ、この場合6万円のキャッシュバックですから35,000円が手元に残ることになります。

更にこれらを複数回線で上手く回転させれば結構な額のキャッシュが手元に残るかと思います。このような手法が有効なのも高額キャッシュバックの施策が行われている間だけですのでブラックに気をつけながら上手く立ち回っていきましょう。

MNPで携帯電話使用料が格安になる

ここ最近は携帯通信会社各社の顧客の奪い合いが激化しているため、MNPで契約するとキャッシュバックが貰えるケースが多くなっています。
これを上手く利用すれば携帯電話が格安で利用することができます。

たとえばこの場合

P-07CをMNPで契約すると本体が一括0円で更に60,000円のキャッシュバックが受けられます。

仮に通話のみで2年間使用した場合で計算すると

契約事務手数料 3,150円
基本使用料 980円x24 23,520円 タイプSS バリューの場合
合計 26,670円

となります。

しかし契約月はSPモードとパケット定額の契約を強制される場合がありもう少し出費がありますが、翌月にこれらを解約して最低限の使用であれば2年間使用しても60,000円で十分お釣りがくる計算です。

もし使わずに寝かせておいたとしても、ファミリー割引グループ内で1,000円分の無料通話分が分け合えるので、実質出費なしで無料通話が貰えることになります。

ちなみに筆者は同様の手法で2回線で2,000円分の無料通話分を得て通話料金を節約しています。

皆さんもMNPを上手く利用してみてください。

プリモバイルをMNP弾にする

以前、2in1のBナンバーをMNP弾にする方法について掲載しましたが、この方法はFOMAユーザーしか利用することができませんでした。そこで今回はFOMAユーザーでなくても比較的安価にMNP弾を作ることができる方法について紹介します。

それは「プリモバイル」というサービスを利用して新規回線を作る方法です。

プリモバイルとは、ソフトバンクのプリペイド式(料金前払い方式)の携帯電話サービスです。プリペイドカード登録翌日から60日間内のみ発着信ができます。(発信はプリペイド残高内)

更にこの翌日から360日間は電話番号が有効で、この期間内でプリペイドカードを買い直せば、同じ電話番号で継続利用できます。これらの期間を過ぎると自動解約となりますが、契約解除料はかかりません。ただし、1年以内に解約すると20,790円(2013年9月27日以前までの契約分は9,975円)の契約解除料がかかります。

この契約解除料がかからない期間(契約から1年後から電話番号が自動解約されるまでの間)を利用することにより格安なMNP弾とすることができるのです。

ではその費用を計算してみましょう。
プリモバイルの購入価格はショップによって違うようなので実際に筆者が購入した価格とします。

プリモバイル購入費用(740SC+プリペイドカード3000円分)  3,980円
 1年後のMNP転出手数料  2,100円(※)
 合計  6,080円

※契約後翌々月末までのMNP転出の場合はは、5,250円に増額

前回紹介したBナンバーと比較してみると、1年間という期間と約3,000円ほど支払い額が高くなりますが、FOMA回線を所有していない場合やドコモへのMNPをする場合には有効な手段となります。

実質0円と一括0円の違いに気をつけよう

携帯電話販売店へ行くと、「0円」の価格表示が多いと思いませんか?
一見「0円」表示ならどれでも、タダで端末が買えるかのように思ってしまいますが、ほとんどの場合タダではありません。
値札をよく見てください。小さな文字で「実質」と書かれていることが多いのですが、この文字があれば端末代は必ず支払う仕組みとなっています。

どのキャリアでも同様ですが、ドコモの場合で説明すると「月々サポート」という機種ごとに設定した一定額を毎月の利用料金から割引くサービス受けることにより2年間使用した場合の最終的な実質総支払額が0円になるというものです。
具体例としてGALAXY Tab SC-01Cをドコモオンラインショップで購入した場合を紹介します。


現金販売価格は51,408円ですが月々サポート2,142円なので2年間(24回)で合計51,408円が割引されることにより実質0円となります。

ただこの割引は分割払いであっても端末代から差し引かれず、あくまでも基本料やパケット定額料等の利用料からであるめ、利用料金がどんなに安かったとしても分割払いの代金2,142円の支払いは必ず必要となります。
また2年間以内に機種変更をした場合その時点で月々サポートが消滅して、残債だけが残りますので実質0円ではなくなります。

一方表示が「一括0円」または「一括払い0円」であった場合は、本当の0円です。一括払いとは購入時に端末代金を一括で支払うことで、分割払いが一切ないことです。つまりこの場合本当にタダで端末が手に入るということです。
また毎月の利用料も格安になるというメリットもあります。
具体例として先ほどのGALAXY Tab SC-01Cが一括0円で購入できたとした場合

月額基本料 780円 (タイプシンプル バリュー)
SPモード 315円
パケホーダイW2  2,100円 (2段階のパケット定額サービス)
ユニバーサル料 3円
 月々サポート △2,142円
合計 1,056円

となり、なんと最低料金1,056円から使用でき、途中で機種変更しても分割支払いも残らないのです。

このように実質0円一括0円では全くお得度が違うのです。くれぐれも実質0円の表示にだまされないように注意してください。

格安でMNP弾を作る方法 docomo版

MNP新規契約でスマートフォンや携帯電話が安く購入できますが、肝心のMNPするための元の回線が無いとできません。
(このMNPするための元の回線のことをネット上では「MNP弾」と呼んでいます。)
MNP弾を作る方法は何通りかありますが、ドコモのFOMA契約回線契約者であれば、格安で作ることができます。

それは「2in1(ツー・イン・ワン)」というドコモのサービスです。
これはFOMAで提供される、1台の携帯電話で2契約分の電話番号・メールアドレス・電話帳機能・ネットワークサービスなどを利用できるものです。
さて、肝心の費用ですが、

契約事務手数料 0円 (タイプ2in1同一名義オプション)
月額基本料 840円 (1か月使わなかった場合日割あり)
ユニバーサル料  3円
MNP転出手数料 2,100円
合計 2,943円

の合計2,943円だけです。これは1カ月使用した場合なのでそれより早くMNPすれば基本料金が日割りになるので更に安くなります。
筆者の場合契約後数日でMNPしてしまうことが多くこれより安く利用しています。

なお、「タイプ2in1同一名義オプション」以外のプランでは契約事務手数料や2年縛りの解約金が発生するものもあるので契約プランに注意してください。

ドコモの家族セット割で購入時10,500円引き

「ドコモの家族セット割」は現在ドコモで実施されているキャンペーンで、指定された条件で購入すれば携帯電話購入代金から1台につき最大10,500円値引きしてもらえます。

このキャンペーンの素晴らしいところはMNP新規だけでなく、機種変更にも適用されるというところです。
たとえば1回線のみで機種変更すると端末代金がかかるところ、同時に2回線機種変更すると一括0円で端末2台が手に入ってしまうようなことが起きています。

自分も先日このキャンペーンを利用してMNPでSH-11Cを購入した際に、機種変更一括0円で販売されていたP-01Dを同時に購入してキャッシュバックを2万円増額してもらいました^^

キャンペーン期間は2012年9月30日(日曜)までです。
詳細条件等は公式HP(ドコモの家族セット割)で確認してください。

短期解約(短期即解約)の基準

ここ数年、短期解約などを繰り返しオークションで転売したり、機種変更されるようになたため、各キャリア(携帯電話会社)が損失を被り、短期解約に関する与信審査がかなり厳しくなっきています。

端末の価格は1台5万から8万円くらいですが、通常この端末代金は携帯電話料金から回収される仕組みになっています。
このため短期解約に伴う損失は、最終的には我々ユーザーに回って来ていて既存の契約者が高い電話料金を払わされているのが現状です。

話を戻しますが、この「短期解約」の基準ですが各キャリアで異なり、更に明確に示されているものではありません。
これはこの審査基準を明らかにすることにより、基準ぎりぎりで制度を悪用される恐れがあるためです。

ネット上で言われている一般的な目安は、各社とも半年(180日)とされています。(auについては、90日という情報もあります。)
またソフトバンクのiPhoneに関しては更に厳しく1年以内でブラック入りするようです。(auについても同様であるとの情報もあります。)

ようするに、転売目的などで短期解約を繰り返す悪質な者を排除することが目的であるはずなので、良識的な範囲での利用は問題ないものと思います。
実際私はこの基準の範囲で何度かMNPしたことがありますが、現在のところ契約を断られたことはありませんので・・・(あくまでも現在までです)

ブラックリストに載ると携帯電話の契約ができない?

結論から言うと「契約できなくなる可能性が非常に高くなる」です。契約可否は通信会社の独自の判断基準によりますので、ブラックリストに載ったから無条件で契約不可とはならず条件によっては可能な場合もあるようです。

「ブラックリスト」と呼ばれるものが実際に存在するのかは明らかではありませんが、携帯通信会社には「与信情報」と呼ばれるものがあり、新規契約時やMNPのポートインの際に、これをもとに与信審査が行われます。

この与信審査でヒットしてしまうと、各社独自の契約可否の判断基準で契約を断られることになります。

「与信情報」の中には各社共有の悪質契約者情報というものもあります。強制解約歴や短期解約歴、虚偽契約やとばし行為などの個人情報を各携帯通信会社間で情報共有しています。
これに登録されてしまうと確実に契約は不可能となり、信頼回復するのも困難になります。

MNPの手順

 

  1. MNPする回線を決定する
    MNPすると、現在の携帯電話会社との契約は解除(解約)となり、変更後の携帯電話会社と新たに契約することになるためいくつか注意が必要です。
    MNPするときに注意するポイントを確認して決定しましょう。
  2. 現在契約している携帯電話会社にMNPの予約を申し込む
    電話での申し込みの場合、オペレータから解約に伴う注意事項やMNPの手続きに関する説明がありますので、よく聞いて納得した上で申し込みを行い「MNP予約番号」を受けとってください。
  3. 新しく契約したい電話会社を扱っている販売店でMNP利用の新規契約をする
    取得した「MNP予約番号」と本人確認書類を持って携帯電話販売店へ出向き「MNP利用の新規契約」をする。携帯電話会社のショップ以外に、大手家電店や携帯電話専門店などでもMNP利用の新規購入はできますので、できるだけ安く販売しているショップを探して契約しましょう。