新しい携帯を安く手に入れる目的でMNP新規契約を利用して、これをメイン回線で使用する場合、新たに契約した回線は不要である場合が多いかと思います。
しかし、ブラック回避の観点から即解約をせずにある程度維持する必要があります。
今回はこの回線維持に必要な最低費用について考えてみたいと思います。
FOMAの音声契約の場合、基本使用料を最も安いものにして、その他のiモード(SPモード)等を含む全てのオプションを外します。
具体的には、タイプシンプルバリューの780円のみとします。
ここで更に105円割り引くため、「eビリング」というサービスを利用します。
「口座振替のご案内」「ご利用料金のご案内」の郵送に代えて、月々のご請求内容などをユーザーがインターネット等で自ら確認する代わりに料金を割り引くというものです。
これにより毎月の最低維持費は 780-105+3=678円 となります。
(3円はユニバーサルサービス料)
ただし、eビリングはお得なサービスではありますがいくつか注意点があります。
①ファミリー割引が適用できないため家族間通話が無料ではなくなる。
②ドコモポイントが個別集計となる。
①に関しては最低維持として寝かせる場合は問題ないと思います。
②に関しては解約時に残高があればこれらは無効となってしまいますが、対処方法はあります。これについては後日改めて紹介します。